知っておきたい
老人ホームの基本
入居までの流れ
介護付き有料老人ホームへご入居するまでの流れを紹介します。
1. 面談・提案
まずはお電話またはご面談にて身体状況や希望条件をヒアリングさせていただきます。
ご面談はご自宅・病院などへ訪問いたしますのでお申しつけください。
希望条件に合う3~5ホームをピックアップし、立地や料金、サービスなどの項目別にまとめた提案書を作成し、各ホームのパンフレットを同封し送付いたします。
2. 見学・検討
次に実際のホームの見学をします。
日時の調整や見学予約はもちろん、当日の送迎や見学同行もさせていただきます。
ホームの雰囲気や介護体制・料金など確認しましょう。
ここでホーム見学時の
チェックポイントをご紹介いたします
1ホームの周辺環境
個人によって優先される事項は様々ですので、希望に合っているか周辺環境をホームのスタッフに聞いておくと良いです。
2ホームのエントランス周り
ホームへ入る前にエントランス周りを確認しましょう。
ゴミが散乱している、物品が整理整頓されていないなどクリンリネスが行き届いてないホームは人員が不足している可能性もあります。
3スタッフの挨拶・身だしなみ・人員体制
施設長や見学担当者(入居相談員・生活相談員など)はもちろんのこと、介護スタッフや看護師も明るく元気に挨拶しているホームは接遇面が徹底されていて安心出来ますね。
介護付き有料老人ホームの人員配置基準は入居者3名に対して介護・看護職員を1名配置となっています。
見学ホームの人員配置がどれ位か、また実際の日勤と夜勤の人員も確認しておきましょう。
4入居者の身だしなみ・ホーム全体の活気
入居者が季節に適した服装でないなど整容が不十分なホームは要注意です。
ホーム全体に活気があるかどうかもポイントです。
5居室・共用部
居室(個室)の面積は概ね13㎡~18㎡のホームが多いです。備え付けの家具はホームによってことなりますので、見学時に確認が必要です。
居室はもちろんのこと食事をするリビングなどの共用部も清掃・整理整頓がされていて清潔な状態か確認しましょう。
6医療連携・自立支援や介護予防
どのホームも協力医療機関と提携していますが、ことなるのが診療科目です。
内科以外の診療科目がどれ位フォロー出来るか確認しましょう。
また介護度が進行しない為に自立支援や介護予防・リハビリは重要です。
リハビリ器具の有無や専門職の配置など確認しましょう。
7契約内容・料金体系
退居しなければならない条件や毎月の料金に関して確認しましょう。
看取りの実績なども聞いておくと良いでしょう。
希望すれば重要事項説明書を見学時に持ち帰ることも可能です。
以上、7項目をご紹介しましたが、身体状況や介護度、認知症の有無、食事面など確認事項は個人によってことなります。確認ポイントをしぼって見学することが大切です。
3. 申し込み・必要書類作成
入居するホームが決まれば、次に正式な入居の申し込みをします。
ホーム所定の入居申込書を提出し、居室の予約となります。
どのホームも入居に必要になるのが、「健康診断書」「診療情報提供書」など医療情報です。
こちらはホーム所定の用紙をかかりつけの医療機関へ作成を依頼します。
これら以外でも提出が必要な書類がホーム毎にありますので、確認しましょう。
例えば、
- 介護保険被保険者証、介護保険負担割合証・医療保険証の写し
- 身元引受人の身分証明書の写し
- 住民票の写し
などがあります。
当社にて書類作成のお手伝いも承っておりますので、お申しつけください。
※体験入居を利用する際は、提出する書類がことなりますのでホームへ確認しましょう。
4. ホームスタッフによる入居前面談
書類が揃ったらその情報を基に、ホームのケアマネージャーや看護師による面談があります。基本的には入居する本人の自宅や入院中の病院まで訪問します。
介護サービスを提供する為の必要な事項の確認です。
面談の際にご本人やご家族より不安なこと、聞いておきたいことはお伝えしましょう。
5. ホームとの契約
入居前面談を終え、入居が可能となれば次にホームとの契約です。
契約に必要なものはホームによってことなりますが、
- 印鑑(実印もしくは認印)
※実印の場合は印鑑証明
- 費用の支払いをする金融機関の通帳及び届出印
などがあります。
施設長や入居相談員から契約書や重要事項説明書説明など書類の説明がありますので分からないことがあればその場で質問をしてください。
注意すべき事項としては
- 入居日から90日以内に退去した場合の入居一時金の返金について
- 入居一時金の保全措置について
- 実費でかかる費用について
- 入院した際の家賃や管理費、食費の取り扱い
- 退去しなければならない場合の要件
- 事故が発生した場合の損害賠償責任の範囲
- ホーム以外の苦情、トラブルなどの相談窓口
などがあります。
契約時の同席も可能ですので、必要があればお申しつけください。
6. 入居
契約や入居一時金などの入金を終え、入居日を迎えます。入居日に必要な物は事前にホームに確認しておきましょう。
当日は入居オリエンテーションなどホームからの案内がございます。
以上、入居するまでの流れを紹介しました。
当社は10年以上の相談経験を持つスタッフが問い合わせから入居まで適宜サポートし経験に基づいたアドバイスをいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください